「一生車いす」医師の言葉を信じられぬ被害者「本当かよ?」(産経新聞)

 【法廷ライブ 秋葉原殺傷 第4回公判】(5)

 《30分足らずの休廷を経て、公判が再開した。村山浩昭裁判長が加藤智大被告を入廷させるよう告げる。加藤被告はうつむき加減で現れ、傍聴席に一礼。体の拘束を解かれると、今度は裁判長に一礼し、席についた》

 裁判長「では、審理を再開します。Hさんとお呼びしている方の、調書の同意部分についての調べを行います。では、検察官、どうぞ」

 《Hさんは、現場の交差点で、加藤被告に背中を刺され、一命はとりとめたものの、下半身まひなどの障害が残っている被害者だ》

 検察官「では、甲第40号証、Hさんの供述の同意部分を朗読いたします」

 《供述調書は平成20年7月23日、リハビリテーションセンターで、検察側がHさんに聞き取りを行い、作成されたものだという》

 検察官「私は平成20年6月8日午後0時30分過ぎごろ、東京都千代田区内の秋葉原駅近くの交差点で、いきなり背中を刺され、殺されかけました…」

 「私は自動車部品などの金属の硬度を測定する機械に関する仕事をしています。一方で、無線やDVDが趣味で、休日には、無線機器やDVDの店が数多くある、秋葉原を見て回っていました」

 「6月8日は日曜日で仕事が休みだったので、自家用車で自宅を出て、秋葉原へ向かいました。その日は面白そうなDVDを探そうと思っていました。黄色の無地のTシャツと紺のジーパンを着ていました」

 《供述調書を、大きな声で読み上げる検察官。加藤被告はうつむいて身じろぎもしない》

 検察官「11時40分ごろ、駅東口近くのトイレに行き、中央通りに向かいました。中央通りは0時(正午)から歩行者天国になります。私は中央通りが歩行者天国になる瞬間を見るのが好きで、0時には中央通りに行くようにしていました」

 「私は中央通りを北に向け、ぶらぶら歩きました。末広町交差点でUターンして南へ歩き、路地を入ったところにあるDVD店で、探していたテレビ番組の中古DVDを見つけ、買いました。しかし、他に探していたDVDが見つけられなかったので、新品のDVDを買うため、万世橋交差点の石丸電気に向かいました」

 《のんびりと買い物を楽しんでいたHさんだが、この後、思いもかけぬ被害に巻き込まれることになる》

 検察官「交差点が青になったので渡りました。その時、南の方から、紺色のハイエースが、交差点に入ろうとしていたのを覚えています」

 《検察官はここまで読み上げると、「以下、不同意部分なので省略します」と告げた。Hさんの前に証人尋問に立ったCさん同様、具体的に被害に遭う前後の状況を、弁護側が証拠採用に同意しなかったのだ。調書の読み上げは、核心部分を飛ばして、被害に遭った直後の状況から再開された》

 検察官「…いつの間にか、地面にうつぶせになっていたのを覚えています。自分でうつぶせになったのか、人にしてもらったのかは分かりません。意識ははっきりしており、買ったDVDに血がつかないよう、袋を持ち上げていたのを覚えています」

 《ここで検察官が、供述調書を取る際に、Hさんに現場の写真を示したことを説明した》

 検察官「(検察官が示した)カラーコピーの写しに丸印を付けたのが、倒れている私です。自宅を出るときと同じ黄色いTシャツとジーパンなので、すぐに分かりました」

 「このように私が倒れていると、周りには人だかりができていました。見知らぬ男性が傍らにいました。1人は背中から流れる血を押さえてくれ、1人は脈を診てくれました。ソフマップの店員らしき人が、紙袋をくれ、DVDを入れるように言い、傷口を押さえてくれていました」

 「他にも『救急車がくるから』といってくれたり、『傷を押さえて』とTシャツをくれる人もいました。見ず知らずの人が力を貸してくれ、本当にありがたく思いました。救急車が来るまでは、途方もなく長く感じました」

 「何が起こっているのかは分かりませんでした。意識はしっかりしていたし、結果的に、神経が切れていたので、痛みもなく、会社や家族に迷惑をかける、と考えていました」

 《その後、Hさんは病院へ搬送され、緊急手術を受けた。手術後、目覚めたHさんに、医師は残酷な事実を告げた》

 検察官「目が覚めると、医師から『脊髄(せきずい)が切れているので、一生車いす生活です』と言われました。私は、麻酔から覚めた直後、右足をわずかながら動かせたので、『本当かよ?』と、信じることができませんでした。下半身の感覚はありませんでしたが、一生車いす生活という絶望感より、『勝手に決めつけるなよ』という気持ちでした。リハビリでよくなると思いました」

 「不安もありました。しかし、自分が信じないと良くならない、リハビリすれば必ずよくなるとだけ、考えました」

 《下半身まひという障害を負いながらも、気丈に回復を信じるHさん。事件から約1カ月後に退院し、現在の施設でリハビリに取り組んでいるという》

 検察官「下半身のうち、感覚が戻った部分はありますが、多くの部分は戻りません。足首が動きません。力が入らないので、排尿や排便も自力でできません」

 「とても不便だし、悔しいです。しかし、悔しがっても仕方ないので、がんばって必ず元に戻そうと思います」

 《加藤被告はひざに手を置き、うつむいたまま。メモを取ろうともしない》

     =(6)に続く

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 北京五輪陸上銅メダリストで同市出身の朝原宣治さんが一日消防局長を務め、高さ約8メートルのはしご車から放水を合図。

 地元の消防団員や保育園児ら約130人がホースから一斉に放水すると、5本の水のアーチが鉄人28号にかかり、約1000人の見物客から歓声が上がった。

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 容疑は07年3月〜08年5月、受任した強盗事件など7事件で容疑者の国選弁護を担当。実際は容疑者らと24回しか接見していないのに、47回に水増しし、日本司法支援センター(法テラス)から約78万円をだまし取ったとされる。県警によると、このうち源泉徴収分を引いた水増し額は約31万円という。【石戸諭、石井尚】

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 また、災害情報を登録者に電子メールで配信するサービスでもトラブルが相次いだ。海外で起きた地震の津波情報に対応していなかったため、警報発令から数時間後にメールが配信されたほか、システム故障で韓国語の災害情報は配信されなかった。【比嘉洋】

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 与党推薦候補が敗北した長崎県知事選(21日投開票)に関し、23日午前の閣議後会見で閣僚からの発言が相次いだ。鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長の政治資金問題が影響したとの認識を示す閣僚が多く、前原誠司国土交通相は「首相、幹事長にどうすれば参院選に勝てるか考えてもらわないといけない」と指摘、特に小沢氏について「選挙が最も大事な仕事の一つだから、幹事長もどうすれば勝てるか、総合的にご判断されると思っている」と述べ、進退問題に及ぶ可能性もあると示唆した。

 枝野幸男行政刷新担当相は「民主党、連立政権の状況について、残念ながら十分な信頼と期待を寄せてもらっていないことが背景にある。相当危機感を持って判断する必要がある」と語った。

 千葉景子法相は「民主党の自由闊達(かったつ)な雰囲気に期待があったと思うが、いささかそういうところで『大丈夫かなあ』との気持ちを抱いたところがあるかもしれない」と述べ、「小沢支配」と指摘される党の状況も敗因の一つと分析した。

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 総務省は19日、独立行政法人と特殊法人の非正規の嘱託職員として国家公務員OBが再就職し、年収600万円以上となっている計18法人計74ポストについて、原則として今年度中に廃止する方針を決め、同日、各府省に通知した。

 対象は、厚生労働省所管の雇用・能力開発機構や高齢・障害者雇用支援機構など17の独立行政法人の73ポストと、財務省所管の特殊法人・日本政策金融公庫の1ポスト。

 ただ、今年度中の廃止によって法人の業務運営に大きな支障が生じたり、高度な専門技術が求められたりする場合は、例外として一定期間の存続を認める。「廃止の抜け穴になる」との指摘が出そうだ。

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 岡田克也外相は23日の記者会見で、核軍縮に関する国際会議を今年後半に日本が主導して開催する意向を表明した。核安全保障サミットなど今年前半の核軍縮関連国際会議を受け、唯一の被爆国として核軍縮、不拡散の流れを後押ししたい考え。実現すれば日本として初の主催となる。

 岡田氏は4月の核安全保障サミット、5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議について「成果を上げたうえで、それ以降も『核なき世界』の歩みをきちんとするために主要国、関係国が集まって議論ができる場が必要だ」と強調。ただ、開催国や参加国については「検討している途上」と述べるにとどめた。

 日本主催の核軍縮国際会議を巡っては、昨年4月、核廃絶を提唱したオバマ米大統領のプラハ演説を受け、中曽根弘文外相(当時)が「2010年2月にも開催する」と表明。麻生太郎首相(同)は被爆地の広島市か長崎市を軸に調整する意向を示していたが、政権交代で構想が宙に浮いていた。【野口武則】

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人気TV番組 秋に復活 鳥人間 再浮上 読売テレビ「予算減っても安全重視」(産経新聞)

 CM収入の激減による制作費見直しなどを理由に、昨年休止となった読売テレビ系の人気番組「鳥人間コンテスト」が今秋、復活する。滋賀・琵琶湖で7月24、25の両日に大会が行われ、番組は9月に放送予定。突然の打ち切りで涙をのんだ常連チームは「今年はリベンジ」と練習に励み、大会事務局は「これまで以上の安全の確保」に余念がない。関係者らの情熱は、休止期間をはさんで一層高まっている。(植木芳和)

 「昨年参加できなかった悔しさをバネに今年は全力で挑みたい」。優勝経験もある「大阪府立大学 堺・風車(ふうしゃ)の会」パイロットの土肥拓哉さん(20)=同大工学部2年=は先月末のテストフライトの後、こう意気込みを語った。

 30年以上続いた長寿番組は昨年、世界同時不況の影響で、制作する読売テレビが「開局以来の経営危機」(高田孝治・前社長)を迎え、中止に追い込まれた。

 同局は「大掛かりな救助システムを組んでおり、予算削減を理由に安全面を軽視することはできない」と説明。突然の中止の知らせに「資金集めに協力するので撤回して」と涙声で訴える学生もいたという。

 ◆ルール変更 

 看板番組の復活は局員らの悲願でもあった。「大ファン」を公言する越智常雄社長(68)の後押しもあり、億単位の予算を縮小する形で昨年末、番組再開のゴーサインが出された。

 緊縮予算でも、大会事務局は「安全に直結する経費は絶対に削減しない」と明言。過去の大会では、滑走台の木製床板が突風でめくれ作業員3人が負傷した事故や、飛行距離を伸ばし過ぎた機体が対岸の陸橋にあわや衝突という苦い経験があったからだ。

 人力プロペラ機ディスタンス部門では、スタート地点の松原水泳場(彦根市)からの飛行距離が18キロを超えた場合は折り返すルールだったが、近年は30キロ超の記録も相次ぐようになったため今大会から20キロ地点にUターン地点を新設。20キロを超えたところで大会事務局が合図のフォーンを鳴らし、折り返しを指示する。

 ◆風を味方に

 飛行記録が伸びている背景には、機体の軽量化もあるが、自然の風の流れを数量化するなど科学技術の進歩も大きい。

 近年は、会場周辺の防風林が伐採されたほか、砂浜が浸食された影響などで、湖面上の風向きが微妙に変化。太田匡隆(まさたか)プロデューサー(41)は「上位常連チームは琵琶湖上の風速図を作成するなど本当に研究熱心」と感心する。

 木谷俊樹チーフプロデューサー(47)は「試行錯誤を重ねながら記録更新を目指すバードマンたちの成長の記録も番組の魅力。関係者の熱い気持ちを受け止め、記憶に残る大会にしたい」と意気込んでいる。

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「忍びない」同僚妻のスピード違反もみ消し(読売新聞)

 警視庁は19日、同僚の妻のスピード違反を「誤記扱い」としてもみ消したとして、同庁小平署の交通課長の警部(58)ら7人を犯人隠避や虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで、もみ消しを依頼した同署警務課長代理の警部(49)を犯人隠避教唆容疑で、それぞれ東京地検立川支部に書類送検した。

 同庁は同日、交通課長と警務課長代理を停職1か月の懲戒処分とし、2人は同日付で辞職した。

 発表によると、交通課長らは昨年5月31日午前、東京都小平市の都道で、スピード違反で摘発された警務課長代理の妻の交通反則切符について、作成を途中で打ち切り、もみ消した疑い。途中まで作成された反則切符には、交通課員が他人の名前を記入し、「誤記扱い」で処理していた。

 妻は宿直明けの課長代理を同署に迎えに行く途中で、妻から連絡を受けた警務課長代理が現場の警察官の携帯電話に「どうにかならないか」と依頼。現場の警察官から連絡を受けた交通課長が、そのまま切符作成の打ち切りを指示した。調べに対し、交通課長は「同僚の家族を取り締まるのは忍びなかった」と供述しているという。

 一方、同庁は同日、豊島区の書店で女子高校生のスカートの中をデジタルカメラで盗撮しようとしたとして、同庁教養課の巡査長(32)を都迷惑防止条例違反の容疑で東京区検に書類送検し、停職3か月の懲戒処分とした。巡査長は同日付で辞職した。

 発表によると、巡査長は「以前にも盗撮した」と供述しており、自宅のパソコンからは十数枚の盗撮画像や動画が見つかった。

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